strange ritual
「奇妙な儀式」
デイヴィッド・バーン
DDP
先日の岡山出張を終えて帰阪の道中に車で立ち寄った古本屋にて購入。「国道沿いの古本屋」ってスタンスはどうもずっと好きです。とにかく大量の在庫をストアして、好きに見てってよ、という直接的な商売っ気の無さ。不案内で自分で探さなきゃいけない不便さ。敷地は広くなくても、そういうアナログならではの楽しさがある本屋になれたら。
トーキングヘッズ、デイヴィッド・バーンの偏愛的イメージ蒐集アーカイヴ。何のオチも統一感も無い中で、ページを捲る毎に知覚される忘れられつつある何かに対する慈しみ。
男の記憶はやはりどこか彼方のうらぶれたものへの愛情に注がれるのでしょうか。
カバー下のデザインも、とても好み。
全然関係ないけど店先でこういうわかんないもの売ってる感じも国道沿いの古本屋の良さだと。